December 25, 2005

繭ができるまで01模型

これは、繭の模型です



1/100のラフモデルです。
2005年は、繭のための土地をみつけ、仕事の合間に設計してきました。土地は、つくばに来てからずっと探していましたが、今年、ベストポジションの土地を手に入れることができました。桜川の近くで、なんだか桜川に引き寄せられたような感じがします。2006年は早々に確認申請を出して、建て始めたいと思っています。

20:24:59 | sakura | | TrackBacks

繭ができるまで0

繭(まゆ)とは、時空遊園の新事務所につけた名です。



この繭ができていく様子をお知らせしていきます。



19:59:55 | sakura | | TrackBacks

December 24, 2005

ゴミ砂漠

昨日、23日はIBAいばらき建築家ネットワークの打ち上げを鹿島で行いました。おいしい食事と、IBAのメンバーに会えたことで、満足の年末イベントでした。IBAとは、いばらき建築家ネットワークの略で、本来なら、IANとするのでしょうが、「いば」のIBAです。なんだか、もわ〜っとした、いばっぽさが、IBAの良さかもしれません。。

IBAのメンバーは、同年代だし、茨城県という同じ地域で設計事務所を開いてがんばっている同士という感じがします。2005年は4月にこのメンバーと出会って、日夜ミーティングを行い、10月の建築展では毎日誰かが会場につめ、土日は毎週週末談義...IBAに始まりIBAに終わったような一年だったように感じます。とてもおもしろかし、良かったです。2006年は水戸展です。2005年は、自分たちが展示をする建築物までつくらなければいけなかったので、(しかも、その建材は桜川から苅って来たし!)大変でしたが、2006年は会場も決定しているし、メンバーの人柄も把握できているので、ところどころに、スライド上映会とか週末談義をちりばめてゆるめにできるといいかな。。


今日は、ホテルのバイキングの朝食をまったり食べて解散。その後、私たちは鹿島の海を見に行きました。


波が高い!果てしなく広がる砂浜には、無数の残骸。


シュールな風景が広がっています。暗い山の中に棄てられた風景のように陰惨な印象を受けないのは、海の浄化能力のすごさでしょうか。。ヒドイナ、と思いつつ、ゴミ観察をしてしまう。

パトロール中の警官が私たちが車に戻るのを待って、こう言いました。「このあたりは車上荒らしが多発しているので気をつけて。車にバックを残して行くと危険だよ。」案の定、カバンを車に置いて行ってました。
確かにゴミの多いところは犯罪も多い。人の目の届きにくいところという場所の特性もあるでしょうが、護美(地域の美しさを護ること)は護身(身を護る)にもつながるのかな。
と、語呂合わせしたところで、今日はここまです。

16:13:02 | sakura | | TrackBacks

December 21, 2005

田んぼの勉強会

今日は桜川のたんぼづくりについて、筑波学院大学の教授と学生が来て下さいました。筑波学院大学は学生を地域に出し、ボランティアを通じて学ぶことに力を注いでいるすばらしい大学です。
自ら地域と関わって問題をみつけ、どのように解決するかを考えることこそ、本来の勉強のあり方。いろいろな事柄が絡み合っていることが体験できるだろう。与えられたことしか出来ない若者が多いと言われているが、教科書やマニュアルにない、独自の方法を見いだせる学生が育つことに期待します。

護美の会の桜川たんぼづくりはその後、まだ休耕田が見つかっていませんが、勉強会は行うことになりました。

なんと、あの守山弘先生が講師になってくれます。
2月11日と日程だけは決まりました。

とても楽しみです。

20:25:40 | sakura | | TrackBacks

December 14, 2005

軒が伸びていく先は

稲敷の現場までは車で50分ぐらいだろうか。
125号線をひたすら走る。車窓に広がるススキ野原は暖かな色合だ。
こんなススキや雑草が生い茂る原野のような風景の中にいるとなぜかほっとする。東京の23区ではもはや見ることが出来ない風景だ。こんなススキ野原を見ながらドライブ気分で現場に行けるつくばでの生活がとても気に入っている。



そしてこれが現場の様子。
私たちの設計は、天井面を軒の下端と合わせて、室内から外部へ伸びていくようなデザインをよく行うがこれもその例のひとつ。
軒が伸びていく先に水田の風景が広がっている。ここからの眺め、結構いいかも。


18:07:33 | sakura | | TrackBacks