February 28, 2006

骨董と棲む

建築ジャーナルで出版する家造りの本に掲載するための写真を撮るために、土曜日の夜、「骨董と棲む蔵」におじゃましました。竣工写真は、まだ住宅が出来たてで引っ越しをする前に写真家に撮って頂いていましたが、人が映っている写真があった方が良い、ということで、無理を言って写真を撮らせて頂きました。右側に写っているのが私です。

 

この家は、「骨董と棲む蔵」と名付けたとおり、骨董が好きなご夫妻のための空間です。とても品の良い骨董やオブジュエが飾られていました。とてもきれいに住まわれていて、空間に火がともったような感じがしました。

設計、施工監理が終わり、入居されると、我々の手を離れて、自由に立ち入れない空間になってしまいますが、暖かく迎えて下さるとうれしいものです。
ただし、なにか不都合や使い勝手が悪いなどということがないか、結構緊張もします。

設計のお礼にと、益子焼きの湯飲みをおみやげに頂きました。とても手の込んだ美しく味のある陶器です。もったいなくて使えない!

本の原稿書きや写真撮影する時間的な余裕があるばずだったのに、結局締めきり前にバタバタすることになってしまいました。今日、出版社から写真と原稿が届きましたと電話があり、なんだかやっとこの建物の設計が一区切りしたような感じがしました。

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骨董と棲む蔵の詳細はこのHPの田園で暮らすにあります



22:12:04 | sakura | | TrackBacks

February 27, 2006

回らないつくばの風車を考える

つくばでは回らない風車が問題になっています。
そんな問題に市民が立ち向かっています。そのお知らせが届きました。

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つくばの風車を考える集い

 今つくばに建設されている小中学校の風車23基が思うように回らず、発電でき
ていない状況です。まずは現状把握と問題点を整理します。
 そして・・・
  ☆今ある風車をどうしたら発電できるのでしょうか?
  ☆風車を小中学校の環境教育に活用するにはどうしたらよいでしょうか?
  ☆風車の電力で発行される地域通貨をどう発展させたらよいでしょうか?
 多くの市民の知恵でよりよい方策を考え、つくば市へ提案しませんか?
 風車の問題を通じて多くを学び、その教訓を未来に生かしましょう!

□ 日時・場所:
 2006年3月11日(土)13:30〜16:30 カピオリハーサル室
        25日(土)13:30〜16:30 竹園公民館ホール
□ 内容:
第一弾(3月11日)なぜ回らないつくばの風車−現状把握と問題点の整理
 13:00 受付
 13:30 あいさつ
 13:40〜14:00 「まほろば事業」について:事務局
 14:00〜14:30 つくばの風車はなぜ回らない:風車研究者河村俊次
 14:30〜15:10 つくばの風車の問題点:市井ランダム倶楽部
                         亀山大二郎・栗山洋四
 15:10〜15:20 休憩
 15:20〜16:25 質疑応答
 16:25〜16:30 次回の予定 

第二弾:(3月25日)こうすればつくばの風車を生かせるよ−代替案の発表
 13:00 受付
 13:30 あいさつ
 13:40〜14:00 エコ・ストリームつくばからの提案:宮澤伸一
 14:00〜14:20 市民環境会議エネルギー部会からの提案:小川達巳
 14:20〜14:40 3月11日に提案希望者を募集します!
 14:40〜14:50 休憩
 14:50〜16:25 会場からの提案と発表
 16:25〜16:30 今後の予定
□参加費:資料代300円 
□主催:つくば市の行政と市民との協働を推進する会
□共催:
 市井ランダム倶楽部
 新しいつくばを創る市民の会
 つくば・市民ネットワーク

つくば市の行政と市民との協働を推進する会



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おいしいゴミ拾い

おいしいゴミ拾いというゴミ拾いイベントを考えたのは、2004年のこと。桜川のゴミ拾いをアースディつくばという市民団体のネットワークの合同企画にしていただいた時のことです。

「おいしい」にいろいろな意味をこめました。
そんなかいあってか、今度はつくば市がゴミ拾いを主催して下さいました。護美の会などというNPOでもない小グループがゴミ拾いへの参加を呼びかけるよりも、市が呼びかけた方がきっと効果は高いでしょう。人集めが一番大変なのですから。。

3月4日にゴミ拾いします!

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桜川をきれいにしよう

桜川の河川敷には、たくさんのごみが捨てられ、すぐれた自然景観が失われつつあります。
つくば市では、下記のとおり、小田橋から栄利橋までを中心に河川敷のごみ拾いを実施します。
たくさんのごみが捨てられているために、多くのみなさんのご協力が必要です。
みなさんが日頃から身近に感じている桜川をきれいにするために皆さんのご協力をお願いいたします。

日時: 平成18年3月4日(土) 午前8時から2時間程度

集合場所: つくば市西公民館駐車場 (つくば市栗原5386-2)

用意するもの: 軍手かゴム手袋

主催 つくば市
協力 茨城県土浦土木事務所 桜川漁業協同組合 護美の会

問い合わせ先 つくば市小茎288 茎崎庁舎2階 環境保全部環境課 担当富田 

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あのゴミが散乱している姿はいたたまれません。
朝早いのは苦手なのですが、がんばって早起きします。さわやかな桜川が見たいです。




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February 26, 2006

風呂のタイルに描かれてた海

小学生の頃住んでいた家の風呂はタイル貼りで、その中に一枚、30センチ幅ぐらいの大きなタイルがありました。

タイルには小さな島が点在する海の絵が描かれていて、風呂に入るたびに、ぼんやりと、この絵を眺めていました。

霞がかかったように白っぽく、波はなく、どこまでも凪。小さい岩のような島が点在していて、その間に小さな釣り船が浮かんでいました。

小さな岩の上にはマツの木が描かれていて、子供ながらに、日本の風景っぽいな、と思っていました。この絵のモデルの場所はあるのか、それとも風呂に描く絵としてのおきまりのような絵なのか....。鹿島灘と房総半島の高波が打ち寄せる海しか見たことがなかった当時としては、どこか遠くの、あるいはいにしえの風景なのだと感じていました。

ところが佐世保の九十九島にカヤックを浮かべてみると、あの、お風呂と同じ風景が広がっていたのです。

べた凪の海に小さい島が点在し、小さい岩の上にマツが2本。あの絵と同じではないか!

絵空ごとの絵と思っていたあのお風呂の絵の中を漕いでいる。しかも頼りなげなカヤックで。なんとも不思議な感じでした。

しかし、今思うと、あの絵は松島でも良かったのかもしれませんが、九十九島だったのだ、と運命づけることにして。

とにもかくにも、九十九島でのシーカヤックを楽しみます。
冬は、陸にいるよりも海の上の方が暖かく、波がほとんどないので沈する心配もありません。

このところ、佐世保に行くと、風の強さと波の高さをまずチェックしてしまいます。

あんなに良い海があるのに、地元の人があまり乗ってないのが不思議です。


話しは変わりますが
FORESTさんが、桜川カヤック紀行にリンクを張って下さいました。ありがとうございます。FORESTさんのカヌーツーリングマップは、川ごとにリンクが張ってあり、見応えがあり、面白いです。桜川からもリンク張りました!

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16:35:50 | sakura | | TrackBacks

February 24, 2006

繭ができるまで09ヤギ

つくばに住み始めた頃、広い土地がたくさん売りに出ているので、これはマイホームを建てるチャンス?とばかりに新聞の広告に目を光らせていましたが、多くの土地は、市街化調整区域でした。

市街化調整区域に建物が建てられる条件はいくつかありますが、住宅となると、もともと住んでいた家からの分家か、その地域に10年以上住んでいるか、土地が既存宅地(かつてその土地に家があった土地)であるとか、極めて条件が厳しくなります。そもそも、市街化調整区域というシステムは中途半端だな、と思ってしまいますが、それは置いておいて。要は、安くて広い土地は買っても住宅が建てられない土地だったので、マイホームの夢は長い間、空想の世界に突入していました。

ここで、夢のマイホームと、歯の浮くような言葉を書いてしまいましたが、私たちのマイホームとは、多くの人が思い描くマイホームとは、随分離れたものなのだろうと思います。

つくばに来て空想した家は、

家の裏は雑木林。庭には畑。畑と家の屋根はつながっている。
畑が山のように盛り上がって、盛り上がった部分が住居になっている。
その屋根の上にヤギが乗っている。

というものです。
で、更につくばの中心地に近い。

実際、ヤギはものすごく臭うので、住宅地では嫌われます。
ヤギを飼うのが難しいのであれば、家が完成したらヤギを借りてきて屋根に乗せて写真だけ撮ろう、などと空想していました。

こんな空想に合う土地もなく、この形状は空想に終わっていますが、ヤギがいる住宅の風景写真は欲しいなと今でも思っています。

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20:41:16 | sakura | | TrackBacks