July 31, 2006

環境美化のための罰則必要 66%


つくば市環境美化のための環境審議会が開かれ、出席してきました。

つくば市でもいよいよ環境美化に係わる条例をつくる動きになり、先日の第二回目の審議会(委員会)では、つくば市民に対して行ったアンケートの結果が報告されました。

環境美化条例をつくるにあたって、議論の中心になるのは、「罰則」を持たせるかどうか、だと思いますが、

アンケートの結果では66%の人が罰則が必要だと回答しました。
それに対して、必要ないと回答したのは10%でした。

このような割合で罰則が必要だと考える人がいることに、意外な感じもしました。怒っている人が多いのですね。

罰則の対象行為に挙げられているのは、
1.ゴミのポイ捨て
2.歩行禁煙
3.違法看板
4.飼い犬の糞放置

の順でした。(選択)

このアンケートでは、「不法投棄」の選択肢が用意されていなかったのですが、記述回答の中に不法投棄と記載した人が多かったそうです。
ゴミのポイすてと言っても家庭ゴミみたいなものもポイと捨てられている現状をみていると、どこまでが、ポイ捨てで、どこまでが不法投棄なのかという区別がつきにくいものです。

条例では、不法投棄は対象からはずす方向性になっており、不法投棄は別に取り締まることになるそうです。

しかし、縦割り行政的にならないよう注意する必要があると思っています。


20:58:00 | sakura | | TrackBacks

July 25, 2006

エコライフ診断


護美の会などをやっている関係で、茨城県から、茨城エコチェックシートというものが送られてきました。
エコライフ診断をやってみたところ、10点満点中、7点でした。かなりのエコライフ実践者まで、もう一息でした。

私が実践できてないのは、テレビの主電源を切ってないことと、近いところへ行くときは徒歩や自転車で行くようにしてますか、がNO、アイドリングストップを実行していますかがNOでした。

つくばにいると、近いところがないというか、ちょっと用事を足しに行くのにもかなり遠いので、どうしても車にたよってしまいます。通勤と仕事に使っています。

しかし、お弁当をつくって持って来るようになってから、車に乗るのが減りました!以前は昼を外食にたよっていましたが、近くといっても車で行かないと昼休みが終わってしまうようなところに飲食店が分散しているので、結構、昼ご飯のために車を使っていたのですね。最近は、健康のためにお弁当をつくる習慣がすっかりついたので、昼は事務所でお弁当を食べています。その結果、ガソリン代がぐっと減りました。

お弁当は、健康にも、家計にも、エコにもいいのだということを実感しました。

あとは、アイドリングストップですが、なんだか車が壊れやすくなりそうな感じがしてなかなか実施できません。
テレビも、リモコンで消すので主電源を切ったり、コンセントを抜くなんてことはできていません。
とにかく、私の場合、お弁当をつくることがエコのようです。



20:42:40 | sakura | | TrackBacks

July 20, 2006

繭ができるまで24外と内の連続


外と内のあいだの空間をどうデサインするかをあれこれ考えるのは楽しい事です。デザインする時にいつも心がけているのは、外と内の連続性です。

天井と庇の軒を同じ高さにして、天井が外に向かってそのまま伸びていくようなデザインにしたり、壁もそのまま外に向かって伸びていくようなデザインにしたりします。

高温多湿の日本では庇や軒の出は、室内環境を保つためにも必要だと思います。これらを現代的なデザインの中に組み込む時に、外と内の連続性を演出するプラス要素として活かしています。

たとえば

ここは、床から天井いっぱいを窓にして、その窓を開けるとすべて壁の中に窓が収納され、巨大な開口部が現れるように設計したものです。天井と軒の高さをそろえ、壁と床の仕上げを外と中、同じものにして、連続性がとぎれないようにしています。


この家も天井と軒のつながりを大切にしています。
はめ殺しの窓の枠はなるべく目立たないようにして、天井が外に向かってすっきりのびているようにデザインしています。

繭は、これらの家より、ずっとローコストでラフなものなので、仕上がった感じは全く違う印象になると思いますが、外と内の連続性を感じるデザインを取り入れます。

しかし、現場はまだまだ動こうとしません。

17:56:15 | sakura | | TrackBacks

July 10, 2006

繭ができるまで23まだ、こんな

まだまだ工事が始まる気配もなく、まだこんな調子です。整地した時にできた土の山に草が生えて、こんもりした古墳のようになってしまいました。


15:11:00 | sakura | | TrackBacks

July 07, 2006

繭ができるまで22外側には夏野菜

外と内のあいだの空間をいかにして快適にするか。

繭が建つ場所は緑豊かなつくば市ではありますが、敷地の前は県道が走り、良い眺めではありません。オフィスの前は駐車場にしなければならないし、塀で囲むような広い敷地でもありません。

そこで、建物を外と内の空間の外側には、幕のような、ゆるく囲われるもので覆うことにしました。風通しが良く、夏はすずしく、冬は暖かく、さわやかな匂いがして、目も楽しませてくれ、そして食べられる..。

そうです、夏野菜で覆うことにしたのです。夏野菜は、葉が大きく成長も早いので、夏の暑い盛りにはしっかりと茂り、日陰をつくってくれるはず。窓の外に、ぶつぶつと丸く太ったゴーヤ、すらっとのびたキュウリ、赤やオレンジ色のトマトがぶらさがっている様子は、なんとも楽しげ。アサガオなどを混ぜても風情がありそうです。

夏野菜のつたを這わせるために、建物の外側にロープを張り巡らせます。縦に、斜めに、ランダムに。ちょうど、「繭」のような感じに。「繭」という名は、こんなことからつけました。

冬には夏野菜もすっかり枯れて、冬の陽ざしが内に入ってくるはずです。あまり空調機に頼らなくても快適空間ができると期待しています。



「繭」


20:51:29 | sakura | | TrackBacks