September 15, 2006
進化する家電
いつの時代でも進化しつづけているのが家電ではないでしょうか。
より便利に、細かい操作ができるようにと開発がすすめられ、その機能には驚かされます。
最近特に成長が著しいと感じるのは洗濯機です。
節水、省エネ、乾燥機つき洗濯機は勿論のこと、衣類が取り出しやすく斜めにフタを取り付けたものや、空気で洗う洗濯機や、空調機がついたものまであって、どのメーカーも新商品開発にしのぎを削っているのがわかります。
しかし、ここで困ったことが一点。
洗濯機が巨大化していることです。
住宅の設計をする側からみると、これは結構やっかいで、思いがけない落とし穴です。
洗濯機が大きくなったことで、これまでに洗濯機置き場のスペースとして計画していた寸法では入らなくなってしまうのです。新商品のすごい洗濯機ほど大きく場所をとってしまいます。
洗濯機を置く場所は、洗面所や脱衣所、一時、台所に置くのも流行りましたが、いづれにしても限られたスペースの中にセットしなければなりません。
これまでに普及している60センチ角ぐらいの全自動の洗濯機でも、やっかいなものではありましたが、巨大化し、しかも奥行きが大きくなり、フタが斜めに開くとなるとその分も確保しなければならないしノ洗面所のような収納や出入り口が多いスペースでは5センチ違うだけでも結構ちがうので、新しく購入する時や、設計者は寸法をよくチェックしておく必要があります。設計している住宅では、どの家でも洗濯機の納まりで結構悩みます。
メーカーのHPには製品の寸法が載っているのでチェックしておくといいですね。参考にいくつか挙げてみます。
Toshiba ドラム式 w665 ×d714× h1100
National 斜めドラム式 639 ×710 ×1010
乾燥機つき 599×627×1010
乾燥機なし全自動 599×604×974
MITSUBISH 乾燥機つき 641×620×1015 乾燥機なし全自動 600×595×980
SANYO アクア 636×695×1209
HITACHI 乾燥機なし全自動 650×645×997
今後はよりコンパクトに進化してくれることを期待しています。
時空遊園
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