September 22, 2006

アウトドアに茶の間を持ち出そう


ごく普通の日常をアウトドアに持ち出すのは味わい深いことかもしれません。

アウトドアでのキャンプといえば、折りたたみ式の椅子にテーブルなどのアウトドアグッズに加え、虫除けメッシュのついたドーム形状のタープや2口もあるガスコンロなど、まさに立派なリビングダイニングです。友人がキャンプの時にセッティングしてくれる虫除けメッシュのついたドーム形状タープの快適さはなかなかのもので、4,5人でテーブルを囲んでもまだまだ余裕のある広だし、テントなのに立って料理の作業ができるところにちょっとした感動があります。この、コールマンのテントはオートキャンプ場に最近とても多く見られます。コールマンのキャンプ道具は大きいものが多く、車で運ぶことを前提に作られていることがうかがい知れます。アメリカ式のキャンプが日本でも定着しているのですね。

料理はどうでしょうか。バーベキュウを筆頭に、横文字の料理を楽しんでいることが多いですね。勿論、私も横文字料理を楽しんでますが、意外にも、日本の日常的な食事をアウトドアで食べると美味しいことに気づきました。それに作るのも簡単。白いごはんに、道の駅や農産物売り場で見つけた地のつけものなんかをのせて食べるだけで、かなりいけます。「しちりん」でめざしやししゃもを焼いても当然美味しい。ほうとうや味噌煮込みうどんなどは失敗なしです。素材本来のうまさ、塩やしょうゆ、味噌のうまさ。日本の味!そして健康食。油も不要。

そんなわけで、アウトドアを意識せずに、普通に茶の間を持っいく感じの料理というのにはまってしまっています。そしてそれはアウトドアにもぴったりなのです。アウトドアレジャー的なものを日常生活に取り入れ、日常生活をアウトドアに持ち出してみるのは、新たな刺激を生むかも知れないですね。

そしてひとつ思いつきました。
野外の茶の間にぴったりなのは、
「蚊帳」!
蚊帳なんて知らない人が多いかもしれませんが、夏の日本の家にはあったあの蚊帳です。それを樹と樹の間に張って、ゴザをひいてちゃぶ台で食す。鍋も好いかも。いちいち蚊帳の裾を持ち上げながら出入りするのも楽しいぞ。こんな味わい深くて馬鹿みたいな野営を是非やってみたいものです。


16:05:13 | sakura | | TrackBacks