July 31, 2007

最近はまっています


私の大学時代の友人たちは、とにかくものをつくるのが好きな人が多いのですが、友人の家に遊びに行って驚きました。日曜大工でつくったものが更に増えて、新たな収納棚やテーブル、ガーデンデッキが出来ていました。その彼女は、日曜大工だけでなく、カバンやちょっとしたインテリアグッズもミシンでつくるというのです。彼女にくっついて布地屋さんに行って、私も、はまってしまいました。

布地屋さんに行ってから二週間もしないうちに、ミシンが届き(最近はネットで買うと安いし早いですね)、ガンガン縫っています。型紙がどんな感じに変身するのかが楽しみで、適当に型紙を修正したりしながら楽しんでいます。

ミシンを買ったのには、もう一つ、言い訳的な理由があります。
のカーテンを縫おう、というものです。

外に面する開口部には、バーチカルブラインド(縦のブラインド)をつける予定ですが、内部の、収納ドアの替わりにカーテンをつけようかと思っています。
そのカーテンも、結構な長さがあるので、ここはひとつ縫ってみよう!と思ったのです。

もう、すでにカーテン用の布地は届いているのですが、カーテンを縫う前に、あれやこれや夜な夜な縫い物を楽しんでいまして、かなりはまっています。
買うよりもつくる。これだな、と思っています。

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16:46:07 | sakura | | TrackBacks

July 30, 2007

リバーサイドで花火


先週の金曜日は晴れて暑い日でした。
今のうちに、竣工したての、「RIVERSAIDE TERRACE」の写真を撮っておこうと、朝から写真撮影しました。
関東地方の梅雨明けはまだのようですが、もう、梅雨明けだ!と思うような夏の暑さでした。
せっかくだから、夜景も撮っておこうと、照明をつけて撮影をしていたら、川の向こうで花火があがりました。で、慌てて2階のテラスへ。しかし、花火は一瞬で終わってしまい、撮れたのがこれ一枚ぐらい。


しかし、花火がこのテラスからしっかり見れることがわかりました。利根川の花火を見るために設けたテラスなので、花火が見れることがわかって、一安心。お施主さんより先にこのテラスからの花火を楽しんでしまいました。

そして土曜日は隅田川の花火。隅田川沿いに実家がある友人が、毎年、花火を真下で見れるような場所をキープしてくれるので、10数年以上前から、ほぼ毎年隅田川の花火大会を見に行っています。場所取りは年々激戦になっているようで、朝早くからダッシュしてくれている友人に感謝です。これから本格的な夏の到来ですね。

13:10:50 | sakura | | TrackBacks

July 26, 2007

なにがおこるかわからない


人生はなにがおこるかわからない。人生の一部でもある家づくりもまた同じ。
なにがおこるかわかりません。

施工中の軒天にスズメバチが巣をつくったなんてことは、かわいらしい出来事です。
中には、想像もつかないことがおこることがありまして、設計をしているこちらも青くなることがしばしばあります。

家づくりは、人生の勉強そのもの、といった内容をどこかの本で読んだような記憶がありますが、ほんとにそのとおりかもしれません。家づくりは人を成長させると思います。逆に、問題に直面した時の様子によってその人の大きさみたいなものを感じます。その大きさにふれた時、この人のためにまたがんばろうと思うのです。
またがんばります。

13:36:34 | sakura | | TrackBacks

July 24, 2007

繭ができるまで46スズメバチの巣よりもはやく


先日オープンハウスをおこなった取手の真っ白い家を見た後で、に来ると、まだまだ「現場」の状態だし、沢山の木が目に飛び込んできて、くらくらします。
床も半分くらい貼られてきたし、はめ殺し窓のガラスを押さえる枠もつけ始めたし、進んではいるものの、まだまだ変わりはない感じです。


しかし、小さいわりに、作り込むところが多いし、ナナメも多いから、つくるのは大変だろうと思います。
ただ単に、フツーにサイディングを貼って、テキトーな位置にアルミサッシュを入れて仕上げる建物と比較すると、その手間は数倍だろうと思います。
建具のレールも、レールを受けるスリットも全部つくるわけだから、その図面を描く量も多ければ、施工にも手間がかかるし、気を使います。すっきり見せるには、実は結構なエネルギーがかかるものです。それをローコストでやっていただいているのだから、「急いでくれ」と現場の大工さんたちには言えません。

複雑怪奇な繭の現場でつくづく、大変な作業だ、と思ってしまいました。

地道な作業を続ける大工さんの傍らで、また違うスケールで地道な作業を続けている招かれざぬ客がいました。それがこれです。


スズメバチです。2階のバルコニーの軒下に、びちっと、巣を建設中。
もう、15センチほどの直径になっているのに、大工さんたちは平気で作業しています。実はもう一個あったんだよ、とあっさり。もう一個の巣は、つくるのを途中でやめたそうです。

繭は、いかにも、ツバメが巣を作りそうだな〜と思っていましたが、まさか、すでにスズメバチが巣をつくっているとは想定外。
スズメバチの巣よりもはやく造ってほしいというのが、本音です。


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21:04:47 | sakura | | TrackBacks

July 20, 2007

日本の木材で校倉造に挑戦


今度は校倉造に挑戦しています。
校倉造りとは、あの正倉院の建て方です。材を井桁状に組んで積み上げていく方式で、ログハウスと同じような工法です。

しかし、日本に建っている多くのログハウスは、主に北米などの外材である米マツを丸太のまま使ったものがほとんどです。日本古来からあった「校倉造」よりも、外来の「ログハウス」の方が普及しているのが現状です。

米マツは比較的低コストで、太いので、普通の在来木造の時では、「梁」に使います。背の高い梁を日本の木材でやろうとすると、なかなかみつからない、高くなる、という現実から、全てを日本の木で作ろうとするのが難しいです。太い丸太を大量に使うログハウスを日本で作ろうとすると、輸入木材になってしまうようです。

でもやっぱり、日本の木を使いたい。
ログハウスじゃなくて、校倉造だ。

そこで、普通に、日本で流通している角材を校倉造に使ってみよう、と考えました。
構造計算もすることにしました。
構造家は正倉院の本を持ってきてくれて、3人で、しばし眺めていました。

でお世話になっている大工さんに、校倉の仕口のことを訪ねたら、なんと、仕口の原寸モデル(仕口そのもの)を作ってくれました。

それがこれです。
 

(いったん叩き入れてしまうと抜けなくなってしまうので、3段目は乗せているだけです)

ただ単に、重なり合うところを半々にカットしたわけではなく、段をつけています。こうすることで、隙間が開かなくなるのです。

2段目の材の色がちょっと濃いのがわかりますでしょうか?
これはKD材といって機械乾燥した材です。

と、こんな感じであれこれやってます。

時空遊園

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12:09:37 | sakura | | TrackBacks