自然の、きもち

繭くらし01陽のひかり

大寒波が日本を襲っているそうです。でも、陽がでているかぎり、「繭」の中は暖かです。東と南を全面窓にしているために、陽の光が入ってきまくりです。特に、事務所は吹き抜けにしたので、二階部分の窓からの光が強烈です。



深夜電力を利用する蓄熱暖房機のほのかな輻射熱も、日中は暑く感じるので、薄着です。
しかし、陽が落ちるとたちまち寒くなってきます。曇りや雨の日も寒いです。そんな時はエアコンをつけてなんとかしのぎますが、太陽のありがたさを感じずにはいられません。
以前使っていた灯油のストーブは、暖房が効かなかった時の保険に持って来ていますが、昨日の寒さでも問題なかったので、いよいよ不要かなと思っています。

今日も晴れています。
ひなたぼっこが大好きなうめ（17歳になる猫）の背中がものすごく暖かくなっていました。

繭ができるまで58ひもはり

引っ越しをして、だいぶ落ち着いてきました。
繭工事の最後の仕上げである「ひもはり」もほぼできてきました。


ご覧のように外壁の外側にヒモを張り巡らしました。夏には、このヒモをたよりに夏野菜が茂る予定です。
このヒモは「クレモナロープ」です。インターネットで購入して、ふたりで張りました。このクレモナロープ、雨にあたると縮むので、縮む割合を計算し、バネをとりつけて調節するようにしました。
屋上に取り付けた金物にロープを縛って垂らし、地面近くにバネをかまして縛りつけています。とても楽しい作業です。
もうちょっと、ロープの数を増やしてもいいかなと思っています。

これまで住んでいたアパートの小さな窓辺の庭に植えていたユズとみかんの木もなんとか引き抜いて来て植えましたが、全然、緑のボリュームが足りないので、新しく、レモンの木とナンテンの木を植えてみました。でも、まだまだ殺風景です。

時空遊園

繭ができるまで57自然塗料のにおい

まったく、早いものでもう11月も中旬です。つくばの学園の街路樹も色づき始めています。今日は久しぶりに東京に出かけました。雨つづきでしたが、今日は晴天で、「繭」の室内も早朝から日がさんさんと入ってきました。

TXの車窓から、富士山がくっきりと大きく見えました。

夕方に戻ると、「今日は暖かくて、事務所の中ではずっと半袖だったよ」と至功氏。
日がさんさんと入ってくる上に、蓄熱暖房の輻射熱も効いて、かなり暖かだったようです。

まだ、暗くなってなかったので、昨日買っておいた植物をちょっと植えました。これでちょっと、殺風景な「繭」に彩りがくわえられましたが、
まだまだ、完成ではありません。仕事をしながら、追々です。

植物を植え終えて、部屋に入ると、まだ「オスモカラー」のにおいがしました。ずっと部屋にいると慣れてしまいますが、このオスモのにおいは結構きついです。外から帰って来るとにおいます。
「繭」は外壁、内壁、床、天井、つくりつけの本棚に至まで、全てをオスモカラーで塗り込んでいるので、どこもかしこも、オスモなのです。自然塗料ではありますが、においはきついです。はやくにおいがとんでくれないかなと思っています。

繭ができるまで56もうちょっと

なんとか引越しました。

26日、引越当日は雨まじり。引越のトラックが去った午後から雨が強くなり、次の日は大雨でした。雨はその後も降り、まだ残していた荷物を運ぶのが遅くなってしまいましたが、それも31日までにはなんとか運び出しました。
「繭」はといえば、この引越の間も大工さんが工事をしたり、塗装の補修をしたりしていました。今日は、外構工事をやっています。

どたばたでしたが、引越屋さんが来たり、職人さんたちが出入りしたり、旧事務所や自宅で使っていた棚類を使ってくれるという友人たちが来たり、私の両親が手伝いにきてくれたり、もう遊びにきてくれた知人もいたりして、にぎやかでした。

それにしても、くたくたです。
「繭」は二階建てなので、ものを持って一階と二階を何往復もしているうちに、足がぱんぱんになりました。登山のようです。

やっと部屋の中もすこしつづ片付いてきましたし、工務店が行う工事も終わりに近づきつつあります。

あとは、パソコンのネットワークの構築や、「繭」外周にめぐらすロープ張りの作業と、畑づくりです。まだ、カーテンづくりも残っていました。

もうちょっとですが、そのもうちょっとが大変です。

住み心地は、自分でいうのもなんですが、とてもいいです。