April 11, 2007

桜川のサクラ


気がつけば、4月になってからブログを書いていませんでした。桜の季節は素早く移り変わり、すでにつくばの桜も散り始めています。時間が過ぎる早さは桜が咲いて散る早さとにて、ゆっくりと鑑賞にもひたれません。

そんな日々であっても、桜川の桜には誘われます。


これは今年のとある日の、土浦の河口にほど近い桜川の土手の桜並木です。
桜が咲いてから、真冬のような寒さがつづいていましたが、その晴れ間をぬって、ちょっと一息の散歩です。

みごとなサクラ。のように見えるかもしれません..数年前まではみごとだったのかもしれません。
一見すればみごとですが、テングス病という病気にかかっているサクラが結構ありました。テングス病とは天狗の巣のようだということからつけれた名のように、枝の一カ所から大量に枝が何本も吹き出ている箇所があります。この箇所はサクラが咲かないので、満開の時は葉がないのがソメイヨシノの特徴ですが、葉っぱの部分がところどころに見えています。テングス病を知らなければ、山桜か葉桜かと思ってしまうかもしれません。私も数年前までは知りませんでしたが、知ってしまうとすぐ目についてしまいます。

今年は、土手のサクラにテングス病が目立ちました。テングス病の枝を切ればなおるのかどうかわかりませんが、切ってあげたいきもちになりました。

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Posted by sakura at 10:51 P | from category: 護美の会の記録+桜川 | TrackBacks
Comments

ポレポレとうさん:

そうなんですか!私も知りませんでした。
良く良く見てみると、私の近所のさくらにもテングス病らしき桜が何本も見受けられます。
それにも増して「毛虫が出るから」という理由で大ぶりの枝をざくざく切られてしまって、花も葉もつけられない桜が目に付いてしまいます。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という、昔ながらの言い伝えを教えてあげたいぐらいでした。
(April 12, 2007 01:27 P)

sakura:

造園家に聞けば、病気になったり弱ったりした樹は結構おもいっきり切って新しい枝を出すようにするそうですが、葉が落ちるから、毛虫が出るからという理由で樹を切ってしまう人も確かに多いですね。
(April 16, 2007 10:40 P)
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