December 18, 2006

暖房はどうすればいいの


今年の冬は暖冬とはいえ、冬はやはり寒い。冬は、暖房器のそばを離れられません。私が子供の頃は旧式の石油ストーブでしたので、近づきすぎて、ナイロンの上着をよく縮ませていました。

暖房をどうするか。冬になると暖房が気になります。そして、夏になると冷房が気になります。

夏は、庇や庭の木で影をつくって陽ざしを遮り、冬は木の葉が落ちて低い位置からさす陽ざしを室内に入れるという、機械にたよらないパッシブソーラーを住宅を設計するさいの基本事項として押さえ、エアコンをプラスするという方法が最もシンプルな冷暖房だと思います。そして、断熱性能を高めて空調をききやすくして省エネルギーを図ります。

高温多湿の日本では、そして住宅地などでは、不快指数が上がるため、冷房や除湿が欲しくなります。ですから、ほとんどの家庭でエアコンをつけることになってしまいます。私も、環境に配慮して、と思っても、夏の蒸し暑さには勝てず、エアコンのスイッチをオンにしてしまいます。

そんなわけで、冷房、除湿のためにエアコンをつけるのですが、エアコンには暖房もついています。エアコンひとつで冷房も暖房もまかなうのが最もシンプルな冷暖房になります。避暑地のような夏すずしい地域であれば、冷房はなくして、暖房だけを考えればよいですね。

さて、エアコンを付けたとして、暖かい空気が頭の上から吹いてくるのは、あまり快適ではないし、よりどころとなる暖かい場所も欲しい、エアコンだけでは不安だ、と、人はいろいろな要望がでてきます。

そこであれこれ対策を考えます。

エアコンの暖気が足下から吹き出すように考えた住宅もあります。(辻井式住居)

また、オール電化の家などは、深夜電力を利用して蓄熱し、一日中熱を放射する蓄熱暖房を検討したりもしています。

また、薪ストーブも検討しています。

いろいろと選択肢がありすぎて迷うところですが、地理的条件、生活スタイル、趣味。好み、予算、建物との整合性などから総合的に判断したいですね。

次回は、薪ストーブについて考えてみたいと思います。


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20:17:20 | sakura | | TrackBacks