December 08, 2006

コン打ちそして上棟式


コンクリート打ちの日は早朝から現場は活気づきます。ミキサー車がつぎつぎと生コンを運んできて、ポンプで型枠の中に流していきます。流すそばから、棒でつついたり、型枠をたたいたりして、「す」ができないように気を遣います。住宅の基礎は高さがないので、きれいに打てることが多いのですが、コンクリート打ちはなしの建物などは、コンクリートを打ったそのままが仕上がりになるので、大人数の職人さんが来て、バイブレーターを用いて振動させて「す」ができないように動き回るので大にぎわいになります。

昨日はいよいよ「繭」もコン打ちになりました。繭は木造なので、コンクリートは基礎のみです。でも、コンクリートの量はけっこうな量になり、ミキサー車が次々と時間差でやってきました。

そして午後は、別の現場で上棟式でした。
こちらの方は、繭よりもずっと後に工事をスタートしたのですが、もうすでに、柱梁が組み上がり、上棟になったのです。
上棟も大勢の大工さんが集まってくみ上げていくので、現場はにぎわいます。

上棟といっても、まだ柱と梁が組み上がった状態で、強度をつけるための筋交いなどは入っていない状態です。最も高い位置にお供えをして、大工さんが「のりと」をあげますが、施主も一緒に一番高いところに登ります。上は、ぐらぐら揺れて、おそろしいですが、大工さんたちは、手すりもなにもない12センチしかない梁の上を地上と同じように歩いたりして、いつもながら、関心します。お施主さんは高いところも得意だったようで、一番たかいところに登りました。さすが、この家のご主人だ!とあらためて頼もしく、そしてとても華やいで見えました。

これから上棟を迎える皆様、上棟式、楽しみですね。

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12:58:37 | sakura | | TrackBacks