February 21, 2006

かわいいゴミ袋

かわいいゴミ袋があります。

小さいパッケージを二つに折ってひっぱると、ゴミ袋が登場します。ウイングパッカーというこのゴミ袋、会社名やグループ名を印刷できるそう。また、一定の水分と温度があれば3ヶ月で分解する生分解フイルムでできているのだそうです。

確かに、「護美の会」などと印刷して、イベント時などに配布したりするのも良さそう。「いつでもゴミ拾いができます」なんて。国立公園などでは「ゴミ持ち帰り運動」が行われているので、こんな小さくてかわいいゴミ袋は、重宝しそうです。

しかし、弁当の食べかすのポイ捨てが多い、事務所の裏手の道なんかでは、「土に帰るゴミ袋」の表示を見ただけで、土に帰らないゴミを詰め込んだゴミ袋を森の中に投げ捨てそうな勢いです。

土に帰るゴミ袋の意味がどれくらいあるのかよくわからないのですが、レジ袋が海に流れ込んで、それをウミガメが食べて死んでしまうという話しを聞くと、分解される袋というのも理にかなうのでしょうか。

ここでちょっと豆知識。

ゴミ持ち帰り運動は、1972年、尾瀬(日光国立公園)で始まりました。国立公園もゴミのポイ捨てがひどく、国立公園の管理官は多くの時間をゴミ拾いに費やさねばならなかったようです。
あんなに美しい尾瀬でさえゴミを捨てる人が多かったのですね。結構、無意識に、悪気なく棄てているような感じです。
しかし、たびたびの清掃活動やゴミ持ち帰りの呼びかけにより、今ではすっかりきれいです。

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19:39:43 | sakura | | TrackBacks