February 23, 2006

繭ができるまで08温室

温室みたいな家でいいや。
と、うちではよく話していました。うち、といっても子供はいないので、夫と私だけの話です。

温室みたいな家でいいや。
の「いいや」には、どうせお金はかけられないから、という意味が入っているのと、あんまりがちがちにこだわりを入れなくてもいいし、というきもちが入っています。

つまり、ローコストで、テキトーで良いという、ちょっと斜に構えた感じなのですかね。自己分析すると。

しかし、この「いいや」は決して投げやりでも、あきらめているわけでもなく、実は逆に、その足りない部分こそが楽しめるのだという、積極的なものなのです。

温室みたいな家とは、天井の高いガランとした空間に、陽がさんさんと入って植物が育ち、土の匂いがするラフな作りで、そんな温室の一角をコア(ひとかたまりのまとまった空間)にして、下はトイレやキッチン、その上に寝るところがあればよいという感じのものです。

立派なリビングもダイニングも書斎も寝室もいらないし、ゴージャスなソファーもいりません。キャンプ生活みたいなのでいいかな。じゃない、キャンプ生活みたいなのが一番。

家への空想はつづく。

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19:09:38 | sakura | | TrackBacks