March 21, 2006

繭ができるまで12実施設計

今日は春分の日。ずっと休みナシなので、国民の休日は、ひょっこりと休みになってありがたいです。つくばの平地も今は梅が満開。どこかに出かけるか〜などと、前日までは思っていましたが、それほどのぽかぽか陽気でもないし、しばらく手をつけていなかった「繭」の設計がしたくなり、朝から事務所にやってきてしまいました。

建築の設計は大きく、構想、基本設計、実施設計、現場監理に分けられます。今、「繭」は実施設計の段階です。

実施設計は、実際に建物を建てるのに必要な図を事細かく書いていく作業です。家具や窓枠などの細かいところの寸法を決めたり、仕上げを決めたり、照明器具や、ドアノブなどの品番を決めたりします。

作業量は膨大ですが、私は、実施設計こそが好きです。
よく、基本設計だけやって、実施設計を他の設計事務所に依頼する設計事務所などもありますが、そんなことは考えられません。
細部を設計しないと、設計したことにならないし、細部にこそ、建築のクオリティが現れると思うからです。

そんなわけで、実施設計は、面倒ではありますが、楽しい作業でもあります。今日の休日は、「繭」の実施設計を堪能することにします。


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11:36:34 | sakura | | TrackBacks