June 03, 2006

昔ながらの田植え

先日は、昔ながらの手植えによる田植えを楽しみました。
つくば地域ではゴールデンウイークに田植えを行う田んぼがほとんどのようで、当然、機械で植えますが、Hさん率いる田んぼチームは手植えを楽しんでいます。しかし、無農薬無科学肥料でやっており、実は気合いが入っています。

昔田植えは、丁度今頃、梅雨時に行っていたそうです。
五月頃では、実はまだ寒く、霜にやられることもあるらしいのです。また、

「農薬を使わない以上,結局は丈夫で健康な作物に育ってもらう以外にありません。普通の人がつくる田植え機用の小さい苗と違い,時間をかけてがっちり大きい苗をつくる事が大事です。皆さんに植えて頂いたような20cmもある苗は普通の田植え機では植えられません。そこで手植えになってくるのです。昔の人が手で植えていた苗は,このような大苗だったようです。」(Hさん記)

 

この苗を植えていくのですが、面白いのは、手元に苗がなくなったら、苗を投げてもらうことです。田んぼの中に入っていると身動きが取りにくいので、畦から苗を投げてもらうのです。

この苗投げは、コントロールと、遠くにとばす技術を要します。
苗を投げてもらうと、ビシャっとどろがはねて、どろどろになりますが、それで、ふっきれます。

今後は、雑草との格闘だそうです。

「今後の作業
6月初めから7-10日おきに,エンジン除草機を使った除草を4回,手除草を1回行ないます。他にあぜ草を刈ったり,水を入れたり抜いたりして草を生えにくくしたり根を強くしたり(駆け引きという言葉はここから来ているようです),という作業があります。予定では9月末から10月前半に稲刈りできると思います。」(Hさん記)

Hさんのブログ

02:07:27 | sakura | | TrackBacks