June 04, 2006

繭ができるまで18キッチンはいつもオリジナル

いつも、私たちの設計事務所では、システムキッチンを入れずに、オリジナルのものをデザインし、製作してもらっています。

システムキッチンもすぐれているのですが、どうも「すぐれすぎ」で、なんだかそこだけ「既製品」という感じになり、味わいがでない感じなのです。

オリジナルでつくれば、部屋の扉と同じ素材にすることもできるし、微妙な寸法もできるので、設計者としては、システムキッチンをそのまま、ポンと入れた方がらくかもしれないのですが、それぞれの生活スタイルに合わせてデザインしています。
シンプルな形にすれば、その方がローコストですし。

当然、「繭」のキッチンもオリジナルです。
私がこのキッチンに最も期待することは、料理を作りながら食べられるキッチンであることです。

キッチンコンロと食卓が一続きになっていて、配膳手間がかからないようなものがよく、鉄板焼きが楽しめるように、鉄板がはめ込まれているのがよいと思っています。

私は、「もんじゃ焼き」が最も好きなので、土日などはこれを家でも良くつくります。今はガスの卓上鉄板を使っていますが、テーブルの上に換気扇がないので、もんじゃをやると家の中がもんじゃ臭になってしまいます。
そこで、もんじゃ焼きが、ささっとできるキッチンダイニングが理想的なのです。

鉄板があれば、もんじゃ焼きに限らず、材料を切って焼きながら食べればいいので、料理が楽かな?などと思っています。友人を招いた時も楽しそうだし。

そんなわけで、もんじゃ焼き鉄板を埋め込んだキッチンダイニングをデザイン中です。







18:32:14 | sakura | | TrackBacks