自然の、きもち

繭ができるまで44待てば海路の日和あり

那珂市の住宅のオープンハウスも無事終了し引き渡しも済みました。他の現場もたたみ込むように完成に近づきつつあり、慌ただしい日々です。

繭の現場は相変わらずのマイペースぶりですが、うちの事務所で頼んでいる他の現場が終わってきたので、大工さんが舞い戻ってきてくれてようやく外壁が張られ始めました。（大工さんには、繭ばかりでなく、我々が設計している他の住宅も頼んでいるので、そちらを優先にしてもらったりしていると、なかなか繭に職人さんが来ないのです。）まだ寒い頃に、大工さんの作業場を借りて塗装を施した杉板が、やっと張られました。

もう、ここまで待ったのだから、もう焦らない、という変な開き直りも出てきました。
待てば海路の日和ありで、いいこともあるだろうと思い始める今日この頃です。
仕事の合間に書いた詳細図もたまってきました。何回か修正を繰り返したりして、微妙なところが良くなったりしています。（まあ、きわめて微妙なところですが）現場がゆっくりでないと詳細図を描く間もなかったし、などと何ごとも良いように解釈する今日この頃です。