March 15, 2007
河川空間とまざりあう家
今、現場管理中のこの家は、利根川沿いにあります。目の前に土手があり、そのむこうは利根川が広がっています。
二階建ての二階からだと、きっと川面が見えるはず。
そこでこの家の生活の中心となるリビング、ダイニング、キッチン、主寝室を2階に配置しました。
それらが雄大な利根川の河川空間とまざりあうように、窓は床から天井までいっぱい、南、東、南、の3面を全て窓にしました。
普通の木造住宅ではありえない開け方です。普通の在来木造の場合、筋交いのような耐力壁を建物の4隅などにバランスよく配置しなければなりません。ですから、開けた窓のところにも筋交いが見えたりするのが普通です。しかし、この家は筋交いがありません。
構造家に構造計算をしてもらったのです。
そのかいあって、すばらしい開放感。河川空間との一体感が生まれました。
といっても、まだ生まれる途中です。
これは今日の現場の様子。
足場があってまだ、写真ではよくわかりませんね。
二階から川面が見えているのがおわかりでしょうか。
こんなすごいロケーションのところに住んでいたら、朝、でかけるのがいやになりそうです。
時空遊園
19:57:11 |
sakura |
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