July 03, 2007

氷の固まりのようなガラスレンガ

14日にオープンハウスを予定してるRIVERSIDE TERRACE(茨城県取手市)は、玄関入ると正面に畳の間を配しましたが、その上がり框に、半透明のレンガのようなガラスグラソアを敷き並べることにしました。まるで氷の固まりのようなガラスレンガです。レンガの下に照明を忍ばせて下から光を当てるのです。

ざらざらっとした半透明の質感のガラスレンガブロックと思っていましたが、敷き並べられているものの表面は、つるつるでした。それもきれいでしたが、どうやら下の面のようでした。ひっくり返すと、側面共々ざらざらっとした半透明の仕上がりになっていました。で、どっちを上にするかが問題に。そこで、光がどのように透過するか、実験です。

これは、先日の現場監理の時の写真です。


上がり框に並べてみた様子です。クライアントのふたり、現場監督、職人さんと私で光の通り具合を見ています。

光を通すと、ざらざらと、つるつる、どっちを上にすればよいか、明快にわかりました。ざらざらの方が上が正解。つるつるの方を上にすると、光源がはっきりと見えてしまってよくありません。また、下地も透けて見えてしまいます。ざらざらの方を上にすると、乱反射してガラスが美しく光りました。

完成が楽しみです。

時空遊園

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21:28:21 | sakura | | TrackBacks