August 13, 2007

構造家と建築家のコラボレーション


暑い日が続いています。
最近は年をとったせいなのかなんなのか、強烈な日差しが『毒』に思えて、日中外を歩くのがきついです。
そんなことはさておき、先日、「いばらきの建築家ネットワーク」のメンバーと勉強会を開いて、「構造家と建築家のコラボレーション」をテーマにメンバーの構造家であるK氏を講師に、座談会を行いました。

K氏とは「いばらきの建築家ネットワーク」で知り合って以来、構造をお願いしています。7月にオープンハウスを行った取手市の住宅の構造計画を引き受けてくださいました。勉強会のときにも取手の家を事例のひとつに取り上げて、トークしていただきました。

K氏は「熱い」人で、その熱さを買って仕事を依頼する人も多いのではないかと思います。私たちもそうです。しかし、K氏は建築家にも「熱さ」を求めるようで、熱さをさまされると、つらいそうなのです。我々も、依頼するとめんどくさいかな?と、ちらりと思いましたが、いざ仕事を始めると、そんなことは全くなく、とても楽しく仕事ができました。熱をさましませんでしたでしょうか。

通常、構造家に構造計算を依頼する時は、鉄骨造とか鉄筋コンクリート造とか、構造計算をしなくてはならない時がほとんどですが、木造住宅であっても、依頼することがあります。通常より開口部を大きく開けたいとか、飛び出した部分を長くしたいとか、ある形状を実現化するために、空間の面白さを追求するために構造計算を依頼するのですが、そのような最初にデザインありきの構造計算もいいかもしれませんが、構造側の発想を最初からコラボレイトして形をつくるようなことができれは、もっとおもしろいだとうと思います。

そんな仕事もしてみたいです。

時空遊園
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13:51:52 | sakura | | TrackBacks