September 04, 2007

砂浜にひそむ


夏休みは、九十九島でシーカヤックを楽しんできました。夫の実家が佐世保なので、帰れば必ず、鹿子前にあるウミアックさんでカヤックをレンタルします。遊覧船をやりすごして、浅瀬の続く入り江をとおって、鼠島に渡るのがいつものコース。今年は鼠島で海水浴をしようと水着を着て向かったのでした。島でバーベキュウを楽しんでいるグループがいましたが、無人島の小さい島はプライベートビーチさながら。温泉気分で海に浸かっていました。砂が白くてきれいなので、思わず靴を脱いで海の中を歩いたのがうかつでした。突然、足にちくり!最初は、貝の破片を踏んでしまったのかな?と、結構いたかったのにもかかわらず、気にも留めませんでしたが、また再び、ちくちく!
なんと足に2センチ近い長さのエビの触覚みたいなものが刺さっているではありませんか!驚いて海からあがってみると、足の裏から血がちょっとにじんでいました。

ウミアックにもどって、聞くと、「ぶんぶく」ではないだろうかということでした。
「ぶんぶく」?
そんなものが、海にいるの?ずっと佐世保に住んでいる義父も全く聞いたことがないそうです。トゲは、一本だけでなく、髪の毛よりもずっと細いものがたくさん足の裏に刺さっていました。家族中で私の足の裏を虫眼鏡で見てくれましたが、いまだにまだ刺さっていそうな感じです。ぶんぶくって一体なにもの?

ネットで探してみると、
こんなサイトがありました。オカメブンブクっていうものでしょうか?

よい体験でした。自然地で裸足は危険ですね。


18:36:37 | sakura | | TrackBacks

March 14, 2007

漕がないと


いい季節になってきました。今日は風が強くて寒いのですが、先日の休みの日は、とてもよい天気でした。冬の間はさすがに寒くて、カヤックを出す元気はありませんでしたが、もう、いいんじゃないか?ということで、霞ヶ浦で漕ぎはじめました。

霞ヶ浦はコンクリート護岸が多くて、カヤックを出すのにちょうど良い砂浜があまり残っていませんが、数年前から、その反省で、波除石を配置することによる自然復元が試みられるようになりました。

土浦駅近くにも、砂浜ができ、近場でてごろなカヤック乗り場になりました。

こんな時期からカヤックにこの場所で乗ってる人に出会うことはありませんが、この付近は鳥が多く、霞ヶ浦ごしに筑波山もきれいに望めて、なかなかのポイントです。桜川の河口でもあるので、桜川を漕ぐときもここから出発します。



水の上をゆらゆら、このゆれがたまらなくきもちがよいです。



しばらく漕いで、振り返るとこんな感じ。土浦の街が大都会のように見えます。

霞ヶ浦の代名詞でもあった「アオコ」は見えません。
もちろん、本栖湖のように深みのある透明な青ではありません。
土浦というように、土の色の水ですが、その土の色の水がなんとも身近な感じというか里の感じがして、じわっと、あたたかさを感じます。

桜の季節は、もうすぐ。やっぱり、漕がないと!

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October 30, 2006

朝靄の裏磐梯 小野川湖

朝起きるとまだ薄明かりの中、カメラの三脚を立てた人たちが、刻々と変化する風景を撮っていました。



裏磐梯に点在する湖のひとつ、小野川湖、庄助キャンプ場からの風景です。ここは、カメラのアングルによって、色々な風景を切り取ることができます。これは丁度朝日が上がったところの一枚。

こんな朝靄けむる小野川湖にカヤックを出しました。

五色沼に近い、庄助キャンプ場側は、小島がいくつもいくつも点在し、複雑な入り江もあるために、一望できる湖にはない、探検する気分が味わえます。

裏磐梯のキャンプ場は10月末頃で閉鎖するところが多いので、10月中に来てみました。もう紅葉は終わりかけているかと思っていましたが、どうも今が旬のようです。



朝靄の中にカヤックを浮かべるのは、どう表現してよいのかわからないほどのここちよさ。

複雑な地形に、色とりどりの自然。湖は静かで、一枚の薄い鏡のよう。そこにパドルを刺してカヤックが進む瞬間の感覚!風景がダイナミックに変化し、どこを見ても絵になる風景ばかりです。陸上で写真を撮っている写真愛好家にも見せてあげたい。



うっすらと見えるのは磐梯山です。こんな美しい風景が日本にもあったのだなと思います。さすが国立公園。


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18:29:34 | sakura | | TrackBacks

October 29, 2006

朝おきたらそこは絶景地


朝、起きたら、そこは絶景地で、写真愛好家達が三脚を立てて並んでいるなどということは、7年に1度くらいの割合で起こります。

週末、裏磐梯の小野川湖畔のキャンプ場で寝ていたら、朝まだ暗いうちから人の声が聞こえ、次から次へと足早に歩く靴音がしてきました。何事?と思ってテントの窓を開けると、そこには三脚がたくさんならんでいました。




やはりここは、小野川湖の中でも絶景地だったようです。
朝靄に煙る湖の向こう側朝日でが赤く染まりはじめると、皆真剣にファインダーをのぞきこむ。

早朝、カヤックでこぎ出そうと昨日から折りたたみ式のカヤックを組みたててスタンバイしていましたが、このカメラの前からこぎ出すのはちょっとはばかれるので、朝日があがってカメラをたたみ出した頃に、浮かべました。


キャンプ場は小野川湖畔の庄助キャンプ場。
最高のロケーション。テントサイトはとてもきれい。
まだ朝くらいうちからキャンプ場に入ってきてしゃべりながら写真をとっている写真愛好家達に、キャンプ場の管理人は、私達に気をつかって、注意してくれていましたが、朝弱い私達が、こうして朝靄の中でカヤックを漕げるのも、写真愛好家達のおかげでもあるのでした。

小野川湖は、カヌー、カヤックのコマーシャルの撮影などにも使われる湖だそうで、それはそれはすばらしい風景。特に朝靄の中は幻想的です。

あまりにも感動的なので、この続きはまた明日です。

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17:05:06 | sakura | | TrackBacks

September 29, 2006

カヤックで行く桜川


山間の清らかな川をカヤックで下るのは、それはそれは気分爽快ですが、桜川のような身近な里の川を行くのもまたおつなもの!

ちょっと前に、友人がカヌーデビューを果たすというので、本栖湖に遊びに行き、その水の青さに感動したものです。それに比べて霞ヶ浦や桜川は富栄養。水は当濁っているしゴミも流れ着いている。でも、なんとも味わい深くしみじみとしたものを感じます。それは私の父が桜川の近くで育ったからなのか、遺伝子に組み込まれたものがあるのかなにかわかりませんが、桜川にカヤックを浮かべてるとなんとも懐かしい気分。

先日は君島橋から上流に向かって漕いでみました。



筑波山が突如見えて、筑波山と桜川の絶景写真が撮れました。
陸地からではわからなかった絶景です。

やっぱりカヤックはいいです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
桜川カヤック紀行 -君島橋〜泉山橋


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12:01:47 | sakura | | TrackBacks