April 26, 2005

孤独な犬

今日、桜川から帰ってきたら、大雨になった。バケツをひっくり返したような局所的な激しい雨が窓ガラスをたたきつける。
水田では水を張る準備をしている頃だから、好都合だったかも知れないが、ふと、桜川の土手にいる犬を思い出した。
ゴミの中に混ざって土手に犬小屋がある。犬はつながれていないが、その場から離れない。おびえたような表情でゴミの陰に立っている。犬小屋の前にはドックフードの入った皿があるので、きっと家で飼えないだれかが、ここで飼っているのだろう。この大雨であのドックフードの入った皿は、あっという間に水浸しになったに違いない。この雨で、誰もいない土手にひっそり住む犬のことを思い出した。


22:59:10 | sakura | | TrackBacks

April 22, 2005

行政や自治体に陳情する人

行政や自治体に陳情ばかり言いに行く人がいる。なんでも県にお願いだ。自分では足下にあるゴミひとつ拾おうとはせず、タバコの吸い殻を棄てなから、自然再生のお願いをしている。自然再生推進法は、先駆的な市民活動の活躍が背景にあって最近施行された法律だが、土木工事の新種の口実として利用されることがあってはならない。
セイタカアワダチソウや笹が茂り、ゴミの落ちている川を前にして、陳情ばかりする人は、自分はなにもしないで、土地の買収を県にもちかける。皆でゴミ拾いをしている時に、さあ、どこを買収してもらおうか等と言ったりする。
この河川のゴミの状況をよく見てみると「公有地」にすてられている場合が多い。結構無責任に行政がなんとかしてくれると思っているのか、責任をすべて行政に押しつけようとしているのかも知れないが、これではなんの解決にもならない。
美しい川に戻すには、川に対して人の心がかよってなくてはならないと思う。
陳情ばかりする人には注意しよう。

17:32:01 | sakura | | TrackBacks

April 18, 2005

34センチのヘラブナ

4/17 桜が散り始めた桜川の下流(茨城県土浦市)を散歩しつつ、カヌーの発着所に適した場所を探しました。
日曜日、天気も良く、下流にはフナつりを楽しんでいる人が沢山いました。渋い竹竿をたらしている様子をみていたら、大きいフナがつれていました。

食料の無い時代は重要なタンパク源としてよくフナを食べたそうだとか。



銀色に輝くフナは透明感もあっておいしそうに見えたが、今はレジャーとして釣るだけだという。

しかし、こんな大きなヘラブナをつり上げたのを見たのは始めて。つり上げたおじさんもうれしそうでした。ヘラブナは3年で30センチにも成長するそうです。

夜は、栗原の聚落の会合に出ました。人を呼び出した本人が風邪で出席できず、会合は中止に。しかし、集まった人たちで桜川について雑談をしました。その中には、コンクリートの護岸をいいなと言う人や用地買収をしてほしいことをにおわす人もいます。どうなることか。

17:29:50 | sakura | | TrackBacks