October 25, 2006
筑波山の見える風景
昨日は寒い一日でした。つくばでも夜半から雨が強く降り、窓をたたきつけていました。今日は晴れて、筑波山がきれいに見えます。これは、事務所の窓から見える景色です。
広角レンズで撮ったので、筑波山が小さく写っていますが、実際はもっと大きく見えます。
台風の後などは大気中のちりやほこりが一掃されるので、より近くに、くっきりと見えます。
筑波山は象徴的な山で、つくばに住む人にとっては、身近で愛着のある山です。この地域に住む人に、ふるさとの風景を描いてごらんと言えば、かならず筑波山の絵が描かれるはずだと思います。
二つの峰をもつ筑波山は、見る方向によって、全く違う形に見えますが、私はいつも見慣れている、旧桜村地区からの眺めが好きです。筑波山の二つの峰が並んで見える角度です。
東京から移り住んで早くも8年ぐらいになるかと思います。東京にいた時は、新宿の超高層とビルの海を見ながら仕事をしていて、それもまた良かったのですが、筑波山を眺めているのはやすらげます。
建築設計の仕事はほとんどがディスクワークなので、どうせなら自然を感じられる環境がいいですね。
今日は、一日中図面書き、がんばりましょう。
時空遊園
10:58:23 |
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October 23, 2006
日が暮れるのが
水戸で開催していた、いばらきの建築家ネットワークの展示会は無事終了しました。今はT大の帰りで常磐線の中です。日が暮れるのが早くて車窓は真っ暗闇です。これから寒くなる一方で寂しい季節。早くも夏が待ち遠しい。
18:10:42 |
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October 12, 2006
ポスターは見ないで!
10人10色展に展示する模型を選んでいました。
時空遊園では建築の模型をつくるさいに、厚手の段ボール紙をよく使います。細工に時間がかかりますが、壊れにくく、汚れも目立ちにくいし、なによりも気に入っているのは、「味がある」ことです。
今回は、大きい模型を展示することにしました。
10月10日、ギャラリーにてセッティングしました。
水戸のメインストリートに面したガラス張りのファサードに、タイトルパネルをセット。顔写真が大きく引き延ばされたポスターが貼られてしまいました。はずかしすぎます。
頼むからこのポスターを見ないで!ガラスの反射で見えにくくなってくれ!と願うばかり。
11:20:11 |
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October 02, 2006
カマキリ
秋の匂いが漂う夕暮れ時、大きなカマキリがいました。
大事そうに茶色いものを抱きかかえていたのでふと足を止めて見ると、その茶色いものは、カマキリでした。
カマキリのメスは交尾した後にオスをたべてしまうと聞いたことがありますが、それは今まさに、メスがオスを食べている時でした!
「残酷だね。」と至功氏。でも、すぐにこう言い直しました。
「でも、無駄がないね。これから卵を産むために栄養分になるんだね。」
それを聞いてちょっとジ〜ンときてしまいました。究極だなあと思って。カマキリは大事そうに抱きかかえてじっと動きません。
すごく大事そうに抱きかかえているのを見て、カマキリの世界のメロドラマを頭の中でつくってしまいました。
しかし、メロドラマ的に思うのは人間の勝手な想像であって、カマキリは条件反射的にオスを食べてるだけでしょう。クールにとらえなければ、勝手に想像する感傷的なメロドラマの世界にはまってしまいそう。
しばらくして、また同じところを通ったら、まだカマキリはいて、今度はがつがつと食べていました。オスは半分ぐらいになっていました。がつがつと食べているカマキリを見て、感傷的な気分はとけたのでした。
20:15:59 |
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