April 23, 2005

ツバメがやってきた

今日、ふと見上げると電線にツバメがとまっていた。
日本の暦では24四節季をさらに3つに分けた72候のひとつに「玄鳥至つばめきたる」という候がある。「清明」の節気に属す「玄鳥至」はおよそ4月5日ころだそうだ。今は「穀雨」(4月20日ころ)にあたるので、ツバメが来たのを発見するのはちょっと遅いのだろうか。日本列島は長いので誤差の範囲だろうか。。

水田にも少しつづ、水が入り始めた。
そのうちに巣立ちビナが電線にとまるだろう。楽しみ。

今日はアースディつくばの展示会場で桜川のビデオを流して来た。桜川の次に、宍塚の自然と歴史の会の及川さんがフクロウの剥製を持参してPRをした。フクロウの剥製に通りかがる人の多くが足を止め、及川さんの熱弁を聞き入った。すばらしいインタープリター(自然代弁者)だと思った。

19:45:50 | sakura | | TrackBacks

April 10, 2005

桜川の観察-つづき

昨日の桜川観察のつづきです。

昨日は、桜川の土手に着くと、サシバが枝にとまっているのが見えました。私は枝にとまっているサシバをこんなに近くで見たのは始めて。随分、大きく見えました。

今回もまた、「ゴミが埋もれた水辺→野鳥の飛び交う美しい水辺に変えたい場所」を見に行きました。ここは桜川中流域の中でも最も野鳥に出会える場所です。





ここの竹をいくらか間伐したらいいかも...などと話しました。

この後、桜橋付近、三又を回ってきました。桜橋付近の林道は、地元の方が竹を苅って下さり、歩けるようになりました。



用水路の中でお亡くなりになっていたマムシ。死因は不明。



これは手作りの竹製魚とり仕掛け。
「川魚図志」 芦原修二 著  崙書房出版  税別1714円
に載っていた方法で作ったそうです。この本、とても渋いです。私も読みます。
次回は、このお手製かごを仕掛けてみたいですね。
その前に、皆で竹細工をしますか?

9日(土)はこんな感じでまったりと、桜川のつくば市側を歩きました。

10日(日)は、ついに買った!カヌーの進水式をしました。この様子は、また明日..。








19:18:55 | sakura | | TrackBacks

April 09, 2005

桜川の観察

この数日、晴天が続き、つくばでも桜の花が満開になりました。4月9日、桜川の観察会をしました。今回はこれから水質調査などを行う場所や茂りすぎた竹の手入れをする場所の検討が主な目的で、自然環境に詳しいメンバーが集まりました。


桜川自然観察会のいつもの集合場所、つくば市西公民館の庭の桜。向こうに見えるのが桜川の土手。




20:20:13 | sakura | | TrackBacks

April 03, 2005

スローなやぶさめ

4月3日、午前中仕事をして昼に、行きつけの新治村のそばやさんに行ったら、お赤飯が付いてきた。日枝神社で「やぶさめ」をやっているという。行ってみると大きな杉の木に囲まれた参道には、人の列。グットタイミングでやぶさめが始まろうとしていた。まずは、子供達や、子供を乗せた白い馬が参道を行ったりきたりする。皆写真を撮ろうと身を乗り出す。見ている人たちもかつてはこの参道を走った経験を持っている様子。殺気だった感じはなく、どこかなごやか。警備の警察官も素朴で実直な人柄のよう。

 いよいよやぶさめが始まった。猛スピードで駆け抜けるのかと身構えたが、とてもゆっくりなペースでやってきた。的の前ではすこし立ち止まり、馬も矢が放たれるのを見ている。ちょっとがくっとしたが、それがここのやぶさめの良いところ。的は縁起ものとして周辺の集落に配布されるようだ。三の矢は、祭りを見に来た人が持って帰れる縁起物で、矢が放たれた的を奪い合う。私たちもこの奪い合いに参加しようとしたが、ダメだった。しかし、たまたまそれを手にできたおじさんが、しきりに私たちに、「次はとってこい!」と言ってくれた。古くから伝わる伝統行事。この由来や意味はわからなかったが、春を迎え、農作物を作り始める季節を前に、健康や豊作を願うものなのだろう。ほんとに素朴な、いい祭りだ。
春のおとづれを感じる祭りの衣装。
ゆっくりと最初の矢が放たれる

18:21:28 | sakura | | TrackBacks