December 03, 2007

繭ができるまで59カーテンづくり


「繭」は、ローコストとラフにこだわっているので(こだわるというと聞こえはイイですね)、間仕切り壁は少なく、建具も少なくしています。それに、部屋がたくさんあるよりもオープンで、なんにでもすぐ手が届くような空間が好きなので、部屋らしい部屋というのはほとんどありません。部屋と呼べるのは二階の畳の間ぐらいでしょうか。
クローゼットと呼べるような立派なしつらえもなく、壁一面にパープハンガーを作って服をぶらさげ、その下には東京に住んでいた頃から使っている収納ケースを積み上げています。(収納ケースは引っ越しの時にもそのまま運んでもらえるし、引き出しの入れ替えもできるので愛用しています。同じメーカー、同じ奥行きのものでそろえるのがポイントです。)本来ならそこに建具をつけるところですが、とにかく、ローコストとラフにこだわっているので、建具の代わりにカーテンを自作しました。カーテンも買うとなかなか高いので、自作です。自作してみてカーテンが高いのがわかりました。
引っ越しをしてから、カーテンをつくるような余裕もないまま、1ヶ月も過ぎてしまい、二階のスペースはぶらさがった洋服がむき出しのまま、まるでどこかの劇団の楽屋かと思うような感じでしたが、私たちは、そこが妙に落ち着いて、気に入っていました。しかし、このままでは完成しないので、なんとか作りました。

カーテンを下げると、これまでの薄暗い楽屋が一転、明るくなりました。イメージ通り。でも、なぜか楽屋の雰囲気はどこかに感じます。



これは階段から二階を見上げたところです。正面奥に見えるのがカーテンです。
二階を自分の部屋と思っている猫のうめが、「二階にあがってこい」と私を呼んでいます。


時空遊園


Posted by sakura at 06:47 P | from category: まゆができるまで | TrackBacks
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