September 30, 2009
景観まちづくり
9月はあっという間に終わりです。9月の大連休明けの月曜の夜、桜川市が開催する景観まちづくりの講演会を聞きに行ってきました。
桜川市は、桜川の源流近くにある桜の名所や真壁の町並みがあり、景観には特に力を入れているようです。
江戸時代から残るような古い町並みでも、トタンのを張った塀や壁が多かったそうですが、それらを、町の人たちで協力して、板張りに変えたところ、古い町並みの良さがぐっと引き立つようになったそうです。
トタンもデザインによっては、渋く、アート的になると思いますが、ただ単に、塀が傷んだから、安上がりの方法で、トタンでも張っておこう、というのでは、せっかくの木造建築も台無しになってしまいます。
講演会でも、景観に対する住民の意識と美的感覚の向上を上げるには、小中学校から、景観やまちづくりに関する勉強と関わりをつくることも必要だ、ということでした。
確かに、町や住まいは、生活の基盤となるものなのに、これらに対する知識についてしっかり学ぶ機会は、建築学科や都市計画学科でなければなかなかありません。もっと身近なものとして知る必要があると思います。
講演会は、景観について体系的に教えて頂いて、大学の授業を思い出すようで、リフレッシュしました。
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時空遊園
16:32:43 |
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September 16, 2009
たたみっていいな
先週だったか、ヨーロッパなどで日本文化の流行があることをテレビで紹介していました。
スペインでは、ふとんが、ちょっとしたブームなのだそうです。タタミの台とふとんをセットで売る店があるようです。
ふとんで寝ると良く寝れる〜 ほどほどに固いから腰によい と評判のよう。
ふとんをたたむと、タタミの間になってお茶も飲めると、スペイン人がタタミに座ってお茶を飲んでいる姿が楽しげに写っていました。
私も実は布団派です。フレキシブルに空間を使えるのがいいです。タタミの匂いも感触も大好きで、タタミの上で、さわやかな夏の風に吹かれるのはたまりません。やっぱり、日本人ならタタミ。
これは、エントランスホールにあるタタミの間。4畳半の中心にあるタタミを外すと、堀コタツにもなります。
RIVER SIDE TERRACE 設計:時空遊園
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19:20:46 |
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September 14, 2009
黄金色
土曜日、久々の雨がふって、大根の種をまいたあとの庭にはちょうどよい湿りとなりました。現場での打ち合わせは大変だったようです。
日曜日は一転して晴れとなり、地鎮祭は、気持ちのよい秋晴れの空の下で行われました。ハウスメーカーによる総二階建ての新しい住宅が多いエリアにあって、ファサードを平屋にし、板張りと木製建具を用いたこの家のデザインが、奥ゆかしさを感じさせてくれればいいなと思っています。
午後は、森の中に建つ家の打ち合わせでした。予算も、形も、まとまってきました。
森の中にたたずむしっとりとした大人の「建築」が実現できそうです。
夕方は、自転車で旧新治村の小町の里に行きました。
柴崎の坂道を降りると、黄金色の世界がひろがっています。
深緑色の筑波山と、黄色い稲穂のコントラストがすばらしい。新治に近づくにつれて、今度は朝日岳などの低い山々に囲われるようになってきます。
ここは、いつ来ても、日本の田舎の風景そのもの。
たべものも楽しみのひとつ。今の時期、なし、ぶどうなどいろいろありますが、栗もいいですね。
小町の里の手前にある直売所で大きな栗を買おうと思ったのですが、売り切れでした。栗は、これからずっと出てくるので、またの機会に求めようと思います。大きな栗は、渋皮煮にしたものを、以前、お施主さんからいただいてから、気に入ってしまい、去年から私も作り出しました。今年は、渋皮煮だけでなく甘露煮にも挑戦してみようかなと思っています。
09:45:04 |
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September 10, 2009
模型ができました
模型ができました。ギャラリーのある家です。
勾配の向きが異なる二つの棟を土間空間でつなぐような空間構成になっています。
設計の過程で、いつも必ず模型を製作しています。
これは1/50という縮尺で作りました。
詳細を書き込んだ平面と同じ大きさです。
2階へ上がる階段は、螺旋階段です。
設計期間をとても長くとって頂いているので、施工時期はまだまだ先ですが、楽しみです。
どの家も、それぞれ全く違う個性があって楽しみです!
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12:17:29 |
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September 09, 2009
今年の全景
隣が空き地になりました。とてもよい自動車修理工場だったのに、寂しいです。でも修理工場はなくなったのではなく、移転になったので、今度は車検をお願いしようと思っています。
空き地ができたために、これまで取れなかった角度と近さで、「繭」の写真を撮ってみました。
夏も終わり、「繭」の外側を囲むように育てたキュウリやゴウヤは枯れ始め、緑のボリュームが少なくなってしまいました。
それに、今年は、冷夏のせいか、堆肥不足か、野菜の生長がいまひとつでした。
それでも、去年はできなかったすいかとかぼちゃが穫れました。ピーマンは今年も豊作です。
これは、今年のとある8月の写真です。家で野菜がとれるのは楽しいものです。
今年、「繭」の外側を覆う、つる性野菜を這わせるためのロープを増やしました。しかし、もっとロープの数が多くても良さそう。来年もまたロープを増やそうと思っています。
08:27:00 |
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