January 27, 2010

電気代が下がったわけ

早いもので繭に住んでから3回目の冬です。
ここに住んでから気になる事は、電気代です。
以前は光熱費をまるで気にしていませんでしたが、というよりも、気にしてもどうにもならなかったと言った方がいいかもしれません。

オール電化のこの家に住んでから、やたら光熱費が気になるようになりました。つい、表を作成してしまいました。

毎年、電気の使用量は減っています。
特に、今年の1月の電気代はとても下がりました。
1年目の1月\31.672(35日分)
2年目の1月\25.916(32日分) 
3年目(今年)の1月\19.821(34日分)といった具合で、これはオール電化住宅の平均をぐっと下回る数字。

1年目と2年目で電気代が違うのは、エコキュート(温水機)の設定温度を下げたからです。エコキュートは毎日の使用を記憶してその家に合った設定温度に合わせることができるのですが、それにたよらずに、最も低い設定温度にしました。それでも我が家のように家族が少なければ充分でした。もちろん暖かいお湯もでてきます。

3年目は蓄熱暖房機の使い方を変えてみました。
ここでは、蓄熱暖房機を使っています。
蓄熱暖房機については前回も書きましたが、深夜電力で貯めた熱を吹出すファンがあります。
快適に使うには、朝起きる時間帯にファンをまわし、また夕方帰宅する頃にまたファンをまわすようにあらかじめタイマーでセットします。1年目2年目はこの方式で使っていましたが、結構蓄熱暖房に電気が使われているようなので、今年は蓄熱を温存するように、ファンのタイマーはオフにして、寒いと感じる時だけファンをまわすようにしました。蓄熱の量も、あらかじめ天気予報を見て寒くなりそうな日だけ蓄熱量を増やしておくようにしました。
ファンをまわさなくても、蓄熱暖房機そのものもあたたかく熱を放出するので、朝はそれだけでも充分でした。
その結果、最も電気代が高くなる1月でも、低くおさえられました。電気の使用量を減らすには、蓄熱暖房機の使い方にコツがあるようです。


蓄熱暖房機はマイルドな暖かさでここちよいですが、エアコンに比べると効率はよくないので電気の使用量という点ではエアコンの方が少なくてすむのかなという気もします。

いづれにしても、毎月の電気料金票が来るのは、ちょっとした楽しみでもあります。

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January 26, 2010

ぽかぽか日和

1月だというのに、春の匂いさえただようような暖かい日が続いています。
今日から寒くなるという天気予報でしたが、朝から良く晴れて部屋の中は、光に囲まれて暖かです。特に二階は、ぽかぽかです。一階でもあまりの暑さに薄着に着替えるほどでした。


繭の二階

冬の朝といえば、部屋の中でさえ冷えきって、ふとんから出るのがつらく、思い切って石油ストーブに火をつけ、またふとんに潜り込むというような日々でした。

ところが、ここでは朝でも裸足でフローリングの上を歩いているし、エアコンをつけることもなく過ごしています。

東と南がすべて窓なので、冬は晴れてさえいれば、どんなに気温が低くても大丈夫。エアコンもつけません。陽が落ちると室内の温度も下がってくるので、5時ごろから蓄熱暖房機のファンをオンにします。

繭では蓄熱暖房機を使ってみました。
蓄熱暖房機とは、電気代の安い深夜電力を使って、暖房器具の中に詰め込まれたレンガに熱を蓄えておき、昼は蓄えた熱を放出して部屋を暖める暖房機です。暖房器具自体も暖かいのですが、ファンをまわして蓄熱した熱を放出することもできます。
自然な暖かさが得られるだろうと期待して、実験的に使ってみることにしました。
ここで用いたのは、空間の大きさに対して、パワーの低い機種ですが、巨大な蓄熱暖房機を置くスペースも予算の余裕もないので、机の下に置けるタイプのものを設置してみました。寒い時はエアコンも併用することにしました。

確かに、蓄熱暖房機はマイルドな暖かさです。
朝、寒さを感じないのは、この蓄熱暖房のおかげもあるのかもしれません。(つづく)



実験中:繭

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16:48:46 | sakura | | TrackBacks

January 22, 2010

オープンハウス ひたちのうしくの家

こちらのブログでもオープンハウスのお知らせをします。
茨城県牛久市 ひたちのうしくの家 2月11日オープンハウスです。



時間は
10:00〜12:00 , 13:00〜16:00

親類の家である隣地と共有の中庭と吹き抜けがある家です。
木造二階建て 珪藻土、杉板張り、ムクフローリング、木製建具、吉村障子、オリジナル製作キッチン、作り付け家具、タイル張り風呂など

ご希望の方は、時空遊園にメールでお申し込み下さい。追って地図をお送り致します。
時空遊園

申し込みの際には、お名前、住所、連絡先を明記して下さい。
誠に勝手ながら小さいお子様の入場はできるかぎり控えて頂きますようお願い致します。または、必ず手をつないで頂きますよう、こころからお願い申し上げます。


時空遊園茨城県つくば市の建築設計事務所

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10:50:05 | sakura | | TrackBacks

January 19, 2010

空間をやわらげるいきもの

の二階の写真を撮りました。

偶然に、うめ(うちの猫)が通りかかり、こんな写真が撮れました。


うめの体型がおしゃれではありませんが、空間がやわらぎました。
最高に気に入ってしまいました。
空間の大きさをわかりやすくするためや、人の気配を写真に残すために、椅子を置いて写真を撮る事が建築写真では多いので、椅子を置いたものも撮ってみました。
絵も飾ってみました。これは私が随分昔に書いたものです。



しかし、ねこの存在感にはかないません。


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20:54:53 | sakura | | TrackBacks

January 15, 2010

完成がみえてきた


年末に、捻挫してしまいましたが、だいぶよくなって来たので、昨日と今日は現場に行ってきました。

ひたちのうしくの家は、完成まじかで、仕上げ作業にとりかかっています。
外部の足場も少なくなり、建物の姿が外から見えるようになりました。
板張りに、天然系塗料を塗った破風と軒天天井、外壁、木製建具が、ば〜んと道路から見えるようになり、目立っています。重厚感があります。
今度、その写真も載せましょう。


これは2階の寝室です。
天井が高く、実際はこの写真より、広く感じます。
天井と壁の一部が杉板張りで、白い壁は珪藻土です。緩やかな勾配屋根が空間に変化をつけています。

これから仕上げが進んでいきます。楽しみです。

丘の上の家は、木製建具の窓枠を取付ける作業にかかっています。
こちらは、RC(鉄筋コンクリート)と木造の混構造です。
RCの柱に、木造の大きな屋根をかけた平屋建てで、在来木造では出せない空間の大きさが特徴です。
ここは南側に斜面があり、関東平野が一面に見渡せます。



キッチン、ダイニング、リビング、書斎がひとつの空間にあり、南側に大きく開いた窓とその先にある深い軒が、空間をさらに大きくみせています。

わくわくしてきました。


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20:44:07 | sakura | | TrackBacks